エヴォラ(Évora)
リスボン→モンサラーシュ→エヴォラ→リスボンと日帰りで行ってきました。エヴォラはアレンテージョ地方の中心都市で、リスボンからアレンテージョ地方へ行くときに通過することが多いと思います。リスボンからもバスで一時間半くらいで行けるので、リスボン中心に滞在される方は訪れることが多いと思います。個人的にはアレンテージョ地方の穏やかな雰囲気が大好きです。リスボンからは電車でも行けますが、コルクやオリーブの木が広がる景色をよく眺められるバスで行くことをお勧めします。ジラルド広場
エヴォラの町は城壁で囲まれています。バス停がある側の城壁沿いに何カ所かある町の入口に入ってまっすぐ歩いていくと、町の中心にあるジラルド広場に着きます。ここには観光案内所のほかに、レストランや軽食を食べれるPastelariaがたくさんあります。ジラルド広場の噴水とサント・アンタオ教会
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白色と黄色の建物
町の建物は白と黄色で塗られています。ポルトガルの地方でよく見かけるスタイルです。他の地域では黄色の代わりに青色や緑色を使った建物もよく見かけます。
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ジラルド広場からカテドラルに向かう途中にあるAlcarcova de Baixo通り。レストランやパン屋が立ち並びます。黄色で縁取りされた窓も綺麗ですね。
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コルクの鞄などポルトガルらしいものがいっぱいのお土産屋さん
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水道橋(Aqueduto da Água de Prata)
ジラルド広場から北西に向かうRua João de Deusを通りRua do Canoまで行くと、町の中から外へと延びる水道橋にたどり着きます。16世紀に建設された水道橋で、イベリア半島で最も大きい水道橋の一つとされています。アレンテージョ地方は内陸部で乾燥しているので、エヴォラのような川から離れた町では水の確保が長年の問題となっていました。こうした中、エヴォラの北側にある川からエヴォラへと水を運ぶためにこの水道橋が建設されました。水道橋の名前はAqueduto da Água de Prata(銀の水の水道橋)で、「銀」は水源から運ばれてくる水の透明さと水道橋を建築に消費された予算の膨大さを表しているそうです。水道橋は町の中まで入り込んでいて、アーチの下に嵌まるような形の不思議な建物があります。エヴォラを訪れたときにはぜひ城壁の外と中から水道橋を見てみてください。
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